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社長
社長

『幸せのある会社』・・・この企業理念を掲げてから、十余年の月日が経ちました。
がむしゃらにがんばって、「なんとか普通には生活していける会社」という、小さくて、最低限かもしれないけれど、本当に大切な『幸せ』は手に入れられたと思います。
しかし、今後も『幸せのある会社』を継続して実現していくには、また新たな『幸せ』が必要です。

そのため、次のビジョンとしてGrowing Planet Company.の実現を掲げます。

そしてその実現のカタチの一つとして、社員が自分に、人に誇れるような会社の確立を目指します。
「ソリッドは○○ができる会社」。家族に、恋人に、友人に、「自分の会社はこんなすごいことをやっていて、自分は今こんな仕事をしているんだよ!」と、誇りを持って話せるような会社にする。
そんな一つ先の、新たな『幸せ』の実現を目指していきます。

ただ、誇れるような会社の確立といったって、そんなに簡単なことではありません。とてもとても大変なことだと思います。また、そうした大変なことを成し遂げるには、強烈な『英雄(リーダー)』の存在がとても重要になるでしょう。しかし『英雄』なんてそんなに多くいるわけではありません。
「外から引っ張ってくる?」・・・とてもとても難しいでしょう。なにか『英雄』を惹きつけるような魅力が必要になります。「ならば自分たちが英雄になる?」・・・もっと難しいでしょうし、
時間や覚悟、エベレストほどの努力も必要になるでしょう。また、それらが揃っていてさえ結局、なれないかもしれません。でも諦めたくない!諦めない!

・・・ならば、まずはそれを受けとめてくれるモノを・・・そういう場所をつくれないか。
そう考えました。

魅力がある、お金がある、覚悟を決めるための時間や山のような努力をする時間も用意できる。
そうしたすべてのモノを受けとめてくれるような・・・そんな懐の深い、大地のような入れモノ。
そんな入れモノづくりへの挑戦・・・

ソリッドコミュニケーションが『英雄』を生み育てる。
ソリッドコミュニケーションは『英雄』が生まれ育つ場所。

ソリッドコミュニケーションは、Growing Planet Company.の実現に向け、
「英雄を生み育てる場所をつくる」「英雄が生まれ育つ場所をつくる」
というビジョンを掲げ、以下のことを実行していきます。

■「他を排除しない風土の醸成」
極力、他を排除しないようにします。なるべくたくさんの考え方を受け入れ、
多種多様ないい文化を持ち、育てていきます。
中心に企業理念の『幸せのある会社』があって、その周りで色々な考えが融合していける環境、そういった中から『英雄』は生まれ育つと考えます。

■「金銭的・人材的なリソースの拡大」
即収益化できないような新しい物事を始めるには、今はまだお金も人材も不足しています。
そこで、今後20年を目安として、現在のソフトウェア開発事業の規模を
300人規模程度まで拡大していきます。
ただし、中身がついていかないような状態では大きくしません。
今まで通り、誠実に、堅実に、キッチリと中身を伴って大きくします。
痩せた大地ではいい作物は育ちません。
しっかりとした肥沃な大地をつくり、『英雄』が生まれ育つ準備をします。

■「攻守役割分担での冒険・挑戦」
会社として、いつも冒険・挑戦をしていきます。しかし、必ず堅実にやっていきます。
挑戦部隊と守り部隊、皆で役割分担をして、支えあって、励ましあって、
リスペクトし合ってやっていきます。守り部隊も重要です。守りがあるから挑戦できる。
まずは、今後20年を目安に、今の事業に加えてできれば複数、最低でもひとつは新しい事業に挑戦していきます。

会社として、いつでも冒険・挑戦している風土が、『英雄』を生み育てると考えます。

ソリッドは『英雄』を生み育てる場所、『英雄』が生まれ育つ場所をつくります。
全員が『英雄』になる必要はありません。『英雄』が何かを成し遂げたとき、
それを支えてきたひとりひとりも、『英雄』になったも同然なのではないでしょうか。

『英雄』とともに、いろんなところにポイント(会社)をつくり、それが島になったり、大陸になったりしてプラネットになっていく。
ひとつひとつのポイント(会社)で、それぞれが主役な人生を、幸せのある人生を・・・。

そういうプラネットを目指します。

2011年12月
ソリッドコミュニケーション株式会社
代表取締役社長  金子 健吾

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